新年を迎えて
皆様、明けましておめでとうございます。 旧年もまた大変お世話になりました。 心より御礼申し上げます。 昨年は当社にとって非常に実りある年となりました、 様々な業界の企業よりご注文を頂き、この事が技術向上に大きく役に立つ結果となっています。 特にIMP工法、IMP+工法における技術の進歩は大きな物があったと確信できます。 引き続き技術の向上に努めて参ります。 IMP工法に続きIMM工法もIMM+工法が追加され非常に使い勝手の良い 加工技術として進化してきました。 年明け早々に「PLAMO通信」で公開しますが、 IMM+工法は我々の想像を越える成果が出てきております。 想像を越えるというのは、当社では繊維状添加剤(ガラス/カーボン)入り材料の場合、 ゲート1点の試験片、当然ウエルドラインの無い物と比較して IMM+工法(ゲート2点、通常はウエルドラインが存在します)での強度比較で 1点ゲートに数値を近づけられればとの思いがありましたが、 数値的にはほぼ同等、条件次第ではIMM+工法が勝る結果となりました。 この事は業界に衝撃を与えることと思っています。 随時、新しい情報を配信してまいりますのでご期待ください。 昨年は3月に起こりました震災が非常に暗い影を落としました。 停電から始まったえもいえぬ閉塞感は、欧米の景気後退と相まって 出口の見えない迷路に入り込んだ感が御座います。 そんな中にありながら当社の技術を使って国内の業界を盛り立てて行ければ 嬉しく思います。 生産の海外シフトが盛んに行われています、近年の自動車業界のそれは 以前の家電業界を思わせるスピードです。 日本国内でしか出来ないもの作り、日本国内でなくてはならないもの作りを行い、 ネットワークを広げ行きたいと思います。 本年も相変わらずのご指導、ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い致します。 代表取締役 茂木 淳志